才能あふれる漫画家!!”田中雄一”の漫画がすごい。
こんにちは。
最近は、少女漫画で恋愛上手になろうとしてます。破滅です。
この前、本屋さんで面白そうな本を探していてドンピシャで好そうな漫画を見つけ購入しました。
”何とも気持ち悪いモンスター達が描かれているんだ。”
そんな印象を持って読んだが、世界観に圧倒された。
Amazon.co.jp: 田中雄一作品集 まちあわせ (KCデラックス アフタヌーン): 田中 雄一: 本
2014年六月に販売された田中雄一の初となる単行本で七月のこのマンガがすごいランキング オトコ編で堂々の二位 にも輝いた作品でもある。
収録されている作品は4作品で、「害虫駆除局」「プリマーテス」「まちあわせ」「箱庭の巨獣」の四作品でどれも設定や内容がたまらない。
- 「害虫駆除局」
十二脚虫が日本の千葉に大量発生しそれを駆除するという話なのだが、
その中で、主人公は駆除するよりも保護する事を優先していた。
結末は、バッドエンディングだが何とも印象深い作品になっている。
個人的に、十二脚虫がいたら本当に嫌なので海外に行きます。あ、パスポート取んなきゃな。
- 「プリマーテス」
人間と異人類のお話。
人間が、ホモサピエンスから進化したように他の猿も進化を遂げた。
しかし、ホモ・サピエンスは戦いなどに勝利し地位を高めていた。
この世には、人間より優れたものがいるのではないかって密かに思っている。
妄想するのは楽しい。
- 「まちあわせ」
舞台は、ゆりかごの樹と呼ばれる突然現れた樹が舞台になっている。
そのゆりかごの樹から15人の子供達が見つかりその中の一人の女の子と普通の暮らしをしている男の子が恋をする話。しかし、女の子はある病気にかかっていて隔離された病院に入院する事になる。八年間恋人を待ち続け、彼女と再会を果たす。
しかし、1ヶ月後にはまた入院しなければならない。
これは切なすぎる、いつまでも待ち続ける主人公の姿に感動。
うまくまとめられないけど、感動します。
- 「箱庭の巨獣」
世の中の生態系が崩れ、人類は巣の中に暮らしていた。
そして、巣には麒麟と呼ばれる巨獣に守られていた。
他にも、鬼軽鴨、梟、水牛、錆鰐といった巨獣もいてそれぞれに性格がありより強い巨獣にならなきゃ巣を守れないと感じた若者は狒狒になった。
しかし、狒狒はとても凶暴で危なく巣を守る怪獣には向いていなかった。そこで、主人公の康実は麒麟となり戦う。
個人的には、巨獣の絵がすごく好きだ。
- まとめ
SFチックな設定や内容が最高に面白い。
今までに見た事のないような世界観もたまらない。
ぜひ、見てほしい。
そして、絵がうまくなりたい。