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これでいい野田クラクションベベー

”日々の暮らしにメリット”をそんな気持ちで執筆しています。

〜タイ日記〜バンコクには優しさや助け合いの心があった

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【1日目】
 僕はバンコクに飛び立った。目的などはなく、一つのカバンと往復の旅券だけを持って行った。
 スワナンプール航空に着いた。鼻を抜けるような東南アジア独特の匂いが懐かしい。
僕は、英語もタイ語もしゃべれない。ただ出来るのは、コミュニケーションと、ノリくらいだ。いつも、人に頼ってばかりで自分一人じゃなにもできないことが悔しかった。そんな自分を変えたかった。
 
 今夜は、シーロム通り沿いのゲストハウスに泊まることにした。タクシーに乗ろうとした時に、あることに気づいた。両替するのを忘れていたのだ。しかし、誰も助けてくれない。仕方無く、夜中のバンコクを歩き回りホテルを探した。ただ、ネットは繋がらないし、地図も見れない。
 
 ホテルのガードマンのおじさんにホテルの名前を言っても反応しない。高そうなホテルに入ってようやく地図を貰った。ただ、ここから歩くと30分は掛かるからタクシーを使うといいよ!と言われた。お金がない、タイで日本円はただのゴミ屑だ。しょうがないので、地図の書いてある通りに歩く。路地裏には入らないように大きい道を歩いて行った。
 夜中のバンコクは、ネズミ、ゴキブリ、ホームレスがたくさんいる。本当に怖くなった。正直泣きそうだった。道がわからなくなり、屋台の人に声をかけると、口を揃えて、『No。No。No。』と言ってきました。そうすると、一人の女性(男?)が僕に話しかけてきました。『私日本語できるよ。車で送ってあげるよ』明らかに怪しかったんですが、車に乗り指示をした。『ここに行きたいんだよね。。。』『あ〜!ここね!見せて、、、。』助けて貰ったとは言え、不安でいっぱいだった。車は進みながらも、明らかに怪しい裏道を進んだ。これは掘られる‼︎‼︎‼︎と焦ったのですが、道を抜けるとホテルの看板が、、、。疑った自分を殴りたいです。
 そんな1日目ですが、明日はどんな事が待っているんだろ?それでは、顔の見えないゲストハウスの人達と寝ることにした。
 
【2日目】
 普段と寝るところが違うと、目覚めも早かった。3時間くらいしか寝てないが意外と元気だ。まだ、朝の7時だから朝食でも食べに街を散策でもしよう。また、昨日の失態に気づく。お金がない。両替所は、朝の9時からやるところばかりだ。人間ってやることがなかったり、暇だったりすると、歩くことが苦じゃなくなるんだなと思った。かれこれ2時間は歩いただろうか。お金を両替して、まず買ったのが水だ。こんなにうまい水を飲んだのは初めてかもしれない。枯渇した体が潤っていく。
 屋台からいい匂いが僕を誘惑する。ナンプラーやドリアンなどの東南アジアの匂いが旅を楽しませてくれる。一際いい匂いのするお店でカオマンガイを食べた。鳥の旨みがご飯に染み込んでいる。旨すぎて、二杯食べてしまった。今日はアユタヤにでも行こう。ドンコ電車に揺られながら目的地を目指す。日本とは違いクーラーはなくとても暑い。電車の中でかき氷の移動販売や、ジュースの販売をしている。不思議な光景だ。窓から見える田舎道は、映画『オン・ザ・ロード』のワンシーンに入り込んだような感覚になった。アユタヤに着くと、レンタルバイクに乗り町中を駆け巡った。風が気持ちいい。僕は旅をしている。そう感じた。途中で寄った個人喫茶店のイタリアンレモネードが格別にうまく、微炭酸が体の疲れを癒してくれた。
 バンコクに戻り、カオサンロードに行った。そう、バックパッカーの聖地だ。街に着くと夜の22時を過ぎていたが、通りはお祭り騒ぎだ。知らない外人同士が手を組んで陽気に笑っている。実に、いい街だ。
 街中でシンハービールを片手に、陽気に踊る。踊る。触られる。ニューハーフに追いかけられる。かわす。そんなことをしていた。気づけば朝の3時頃だ。シャワーに入りたいからホテルを探した。一泊200バーツのホテルがあった。ここにしよう。昔だったら。本当に嫌だったにちがいない。成長している。
 ホテルはカビ臭い。変な虫がいた。なんとも言えない感覚になったが、wifiが使えたおかげで、明日の予定を立てることにできた。そろそろ寝よう。タイの夜明けはもうすぐだ。
 
【3日目】
 僕は今アユタヤにいる。
 なんでいるか?それは、僕の一つの過ちから始まった。昨日、レンタルバイクに乗った時に保証的なものと一緒にパスポートを忘れてしまったのだ。相変わらず物を忘れる癖は治らない。今回はパスポート一番無くしてはいけないものだ。もちろんある保証なんてどこにもない。あることを祈ってアユタヤに向かう。普段だと焦っているのに、田舎道が僕をボーっとさせる。全てがゆっくりに見えるのだ。そんなこんなで、アユタヤに着いた。パスポートは、、、合った。全身の力が抜けた。しかも、オーナーらしきおじさんがバンコクまで車で送っていくと言われた。何ていい人なんだ。感動だ。これが、タイのいい文化だ。夜になると、シーロム通りのゲイ達が集まる地域に足を踏み入れた。すごい空気だ。新宿三丁目も、このような雰囲気なんだろうか?一軒のお店に入った。”Nice Guy Show”と書かれていた。入るとお立ち台にパンツ一丁の男が立っていた。これは、まずいと思いながらも、ついつい見てしまう。いきなり、隣のゲイ達がキスしあったり、触りあったりしている。怖い。タイ怖い。僕は逃げ出そうとしたが、我慢した。男たちがニヤニヤしながらウィンクしてくる。そして、タイの街を楽しんで空港に向かった。
 タイで僕は成長できただろうか?来る前よりも大人になっただろうか?下北沢というコミュニティーでしか生きたことがなかったから、いい経験ができたと思っている。タイの人を疑ったりしていた自分が恥ずかしい。人は世界どこに行っても助け合いという気持ちがあるんだなって思う。初日に送ってくれた人も、マックの店員さんが案内してくれたことや、パスポートを保管してくれていたおじさんなど、タイには優しさが溢れていた。ありがとう。バンコク。また会おうバンコク
 
【ご一緒にどうぞ】
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