帰る場所はいつもここな壁
地元に帰るといつもいく場所がある。家から歩いて5分くらいのところにある廃墟の一部だ。小中学生の時は何かあったら集まる場所になっていた。ここでは、話し合ったりカードゲームをしたり、ただただ普通のことをやっていた。落書きも懐かしい。ここを俺らの本拠地にしようぜ!何て一言がきっかけだった。今思うと中二病だったんだなって思う。
ある日、仲間うちの1人がこの場所で殺された。突然のことだったし理解出来なかった。それから、僕達のグループは集まらなくなった。今でも全員で会うことはない。それでも、僕は必ずここに帰ってくればみんなに会えると思っている。いつか、またみんなで集合したいな。天国で待っている○○の元にみんなで行くために。
バン!バン!!
バタッ、、、ピーポーピーポーピーポー
終わり