【反省会】「【検証】一番破りやすい週刊少年雑誌はどれだ!?王座決定戦(ジャンプ、マガジン、サンデー)」で検討すべきポイント
こんにちは。
野田クラクションベベーの先輩です。
連続して記事をチェックするのは疲れるので、ためないように気をつけたいです。
さて、今回みるのは↓の記事です。
この記事も、導入がやっぱり甘いです。
「漫画雑誌を友人からもらい、楽しみに家に持って帰ってみたら全部先週号だった」
というのは、一見悪くない入り方です。
なんと、全部先週号でした。
くそ!くそ!!くそぉ!!!
よくよく考えたら、要らないものを持って帰っただけじゃないか!と思うと、腹立たしくなってきたので、
これ、雑誌もらってる時点で、先週号とは気づいてないわけですよね。
ということは、この人物は先週号を知らない=毎週読んでるわけではない、ということになります。
つまり、先週号だったからといって、悔しがる理由がないんです。
ジャンプしか読まない人間がマガジンの先週号をもらったとした場合、本当に不要なら渡された時点で断るはずです。
そうでなければ、「たまにはマガジンもいいか」という気持ちが少しはあるわけで、悔しがるはずがないんです。
小さなほころびかもしれませんが、大げさな表現などで笑いをとるネタ記事ほど、ネタ部分以外は整合性がとれていないと笑いにつながりません。
常識⇄非常識間の距離が離れていない文章は、ただ嘘が書いてあるだけの駄文です。
続いて小さなことですが、
・真っ二つになるまでタイムを計ります。
・道具を使うのは禁止です。
・がんばる気持ちを忘れないようにしましょう。
ルール設定のところで、呼びかけの表現はおかしいです。
・真っ二つになるまでタイムを計ります。
・道具を使うのは禁止です。
・がんばる気持ちを忘れないようにします。
が妥当でしょう。この末尾の不統一が自分で「気持ち悪い」と思えるようにならなければ、いつまでたっても上達はできません。
そして、本ネタである雑誌やぶり。
まぁネタの着眼点自体はよかったと思います。
ただ、顔芸がやはり問題です。
実際に破ったんなら、顔芸なんかせずに、素の表情でよかったと思います。
破ったあとに顔芸やるのはともかく、
「途中で顔芸できる時点で、全力じゃないよね?」
という、このネタの根本が崩れる疑問が生じます。
以上。たったこれだけの矛盾で、全体が歪んでしまう怖さを考えながら、「笑いの記事だからこそ整合性が必要」ということをもう一度よく思い出しましょう。
それでは。