こんにちは。
アメリカ大陸を横断する中で、辛いこともあれば良いこともありました。
特に、僕の中で深く印象に残っているのはポールという一人の青年の出会いでした。
【ポールとの出会いについての記事はこちら】
アメリカで出会った唯一の友達ポールについて
【ポールについて】
ポールとは・・・撮影中に、気さくに話しかけてきたヒッピーみたいな青年。
▼乗っている車・フォルクスワーゲンのビートル(壊れる寸前)
▼排気量・リッター1キロは固い
▼オプション機能
・取り外し可能な音楽プレーヤー
・発電機付き充電コンセント
・大量のハエ
・明らかにお酒っぽいお酒
俺の車は誰にも負けないくらいクールな仕様にしているんだぜ。って雰囲気の英語で僕に畳み掛けるように話しかけてきました。
このテクニックは、ただの石を100万円で売ろうとした時にも使えると思いましたね。
【ポールのおしゃべりは止まらなかった】
ポールは、写真を撮るのが好きだそうで近所で撮れた爆撃後みたいな写真を見してきました。これ、最高にクールだろ?あっちの方で撮れるよ!オススメだから、見てきなよ。と言ってきたんですが、僕は旅の途中で西に進路を進めないと行けないので、やんわり断りました。
”俺は、日本でコメディアンやってるから、西に行かないと行けないんだ”と意味不明な事を言って。
【横断中と言ったら、写真が欲しいからメールで送ってくれって頼まれた】
君は一体アメリカに来て何しているんだい?と聞いてきたので、写真を撮りながら横断しているんだ。というと、その写真を見たいからここのメールアドレスに送ってくれ!と頼まれたので、メールを送ったんですが、”エラー”ってなってポールと僕の友情はここまでかって思いましたね。
【まさかの展開!!!】
Twitterを開くと、"paul"と書かれているユーザーがいました。
んんん?まさか???ポールだ!!!!
感動と共に、どうやって見つけたのかを聞くと以下のように言っていました。
僕のアルバイト先のステッカーをあげたのですが、そこから君を見つけたよ!的なことを言われて、スッテカーあげて良かった〜!と思いましたね。
早速、ダイレクトメッセージで写真をあげると喜んでくれました。非常に、感激しました。
【この出会いで僕が思った事】
ポールとの出会いはっきり言って奇跡です。
アメリカに来てから、人の親切さなどには共感していましたが、友達になることは一切ありませんでした。
そんな時に現れたのがポールでした。言葉は互いに通じないけど、お互いの生き方や人柄はすぐに通じ合いました。
なんでもそうですが、一歩目を踏み出すのって勇気がいるし、怖いですよね。ただ、踏み出すと不思議なものでどうにかなるもんなんです。
ありがとう!ポール!