おばあちゃんが携帯電話を買った!だから、昔話でもしようと思う
こんにちは。
野田クラクションベベーです。
先日、おばあちゃんから携帯を買ったというメールが届きました。まさかの出来事だったので驚きましたが、大変嬉しく思いました。
僕のおばあちゃんの家は北海道旭川市の近くの士別という場所です。とても雪が降る地域で、時期によっては雪が3mも積もるそうです。小さい頃は、東京にはないような景色に胸をワクワクしてさせていました。ただ、地元の人からすると災害でしかないんだな〜と思います。
冬の北海道もいいですが、夏の北海道も良いところです。果てしなく広がる畑。美味しい空気。アメリカの広大な景色を思い出しましたね。おばあちゃんは、自家菜園をやっていてそれで作るご飯は最高に美味しいです。例えば、自家製ぬか漬け、自家製トマトジュース、自家製ババロア。
自家製ババロア、、、!
自家製ババロア、、、!!
ババロァァァァァァァ!!!
ばあちゃんと取りに行った野苺で作るババロアは思い出の味
小学校5年生の時、近所の畑に野苺を取りに行った。それは、夏の暑い日で子供の僕はガァガァ言いながらおばあちゃんに着いて行ったのを覚えている。野苺が生えているポイントに来ると、一緒にそれを取った。甘い匂いに誘われて虫達が寄ってきた。当時、虫が大の苦手だった自分は虫が来るたびにおばあちゃんに『虫がいるよ〜気持ち悪い〜』と言っていました。
最初に、クマンバチという毒を持った蜂が襲ってきました。ギャ〜ギャ〜騒ぐと、おばあちゃんは右手に持っていた鎌で、威嚇をしてくれました。『これで、大丈夫だから』と1言言って直ぐに作業に取り掛かる姿は、アマゾネスみたいで、頼りになるな〜と思いましたね。次に現れたのがケラという生き物。顔は可愛いんですが、体がゴキブリっぽくて気持ち悪かったです。それを、見てまた騒ぐ自分を見て、ダンダンと苛々してきたおばあちゃんが取った行動が、『うるさぁ〜い!!!』と言って鎌で僕の足を斬りつけてきたんです。一瞬、何が何だかわからなくなった自分はとりあえず落ち着こうと思い、血を止めようとしました。しかし、血は止まらず涙も止まりませんでした。
家に帰り、おばあちゃんがさっきはごめんね、これ作ったからお食べ。と言って渡されたババロアは甘酸っぱく忘れられない味になり、美味しかったです。
まとめ
おばあちゃんは、昨日で80歳になりました。じいちゃんは、87歳。二人とも若くないし、体調だって完璧じゃないけど、元気に暮らしている。最近は、帰れていないから近々顔を出したいな〜と思っている。その時は、ババロアを作って鎌で足を切った時の話でもしながら笑い合いたいと思う。
こんな時は、まっきーの曲でも聞いて家で枕を濡らそうと思う。
遠く遠く~'06ヴァージョン スペシャルクリップ - YouTube