これでいい野田クラクションベベー

”日々の暮らしにメリット”をそんな気持ちで執筆しています。

9回裏2アウト満塁2ストライク3ボールみたいな恋をしたい 

こんにちは。

野田クラクションベベーです。

 

 絶体絶命!だけど、ここを乗り越えたら気持ちいい!ってとき、ありませんか?野球をやっていたので、僕の場合は9回裏2アウト満塁2ストライク3ボールの場面を抑えて勝利!打って逆転!みたいなことをした時は快感がすごいんだろうな。っと思います。(※僕は補欠でした)

 つまり、劇的な恋をしたいな〜って思うんです。簡単な恋なんてしたくないんです。

 

9回裏2アウト満塁2ストライク3ボールみたいな恋をしたい 

※表・・・男 ※裏・・・女

1回表

 キミは、小学三年生の冬に転校してきた。クラスに馴染めなくて、もの静かなキミはボクの中ではアイドルだった。いつか、キミと喋ってみたいな。

 

1回裏

 私の名前は、ヒトミ。お父さんの都合で転向してきたの。友達なんて、要らない。どうせ、また転校するんだもの。。。

 

2回表

 体育の授業、僕はキミの走る姿を見ていた。ただ、ひたすらひたむきに走るキミは、とても美しかった。

 

2回裏

 また、私の嫌いな時間がやってきた。みんなは、楽しそうに話しているけど私には関係ないもの。だから、走るの。

 

3回表

 席替えで、隣になれた。キミといよいよ話せる!そう思った。

 

3回裏

 せっかく、後ろの席で1人で居られたのに。この席は、クラスの真ん中じゃない。最悪だな。

 

4回表

 「こんにちは。ヒトミちゃんだよね?よろしくね。」勇気を出して話してみた。

 

4回裏

 いきなり話掛けられた、確か名前は、、、あ、そうか!そうだ、、、。一応挨拶しておこう。「こんにちは。よろしくね。」

 

5回表

 放課後の教室。ヒトミちゃんに思いっきり声を掛けてみる。「良かったら、一緒に帰らない?」顔が真っ赤になった。

 

5回裏

 一緒に帰ろう?めんどくさいな。でも、断りづらいな〜。しょうがない。

「イイよ。」

 

6回表

 話す話題が、見つからないけど取り敢えず話さないと。

「どこから、転校してきたの?」

 

6回裏

 すごい、ぐいぐい質問してくるな。めんどくさいタイプかも。 

「私は、大阪から来たの。お父さんの仕事の都合でね。」

 

7回表

 そういえば、僕も大阪から引っ越してきたんだっけな。そういえば。

「僕も、大阪に住んでたんだ。随分と小さい頃だけどね。」

 

7回裏

 大阪か。そうなんだ。この子も。

色々と思い出すな。大阪。そういえば、名前が、、、。まさかね。

 

8回表

 小さい頃、何で大阪に住んでたんだっけ。まぁいっか。そんなことは。

にしても、かわいいなヒトミちゃんは!ただ、可愛さだけじゃないんだよな〜この感覚は。

 

8回裏

 私は、ずっといじめられていた。誰にも、馴染めず女子からは嫌われ男子からも嫌がらせを受けていた。そんな時に、優しくしてくれたのが、、、だった。違う。違う。だって、、、は交通事故で死んだんだもん。

9回表

 「俺の家!ここだから!また、あしたね!バイバイ〜」

何かが、脳裏を過ぎった。

 

9回裏

 この、バイバイの言い方は、、、!やっぱり!

「ねぇ?、、、?」

 

延長

 このあと、2人は抱き合いました。

それも、そのはずです。死んだと思っていた初恋の・・・が生きていたんです。ただ、ヒトミは・・・に助けてもらわなければヒトミが死んでいたんです。それを守ってくれたのが・・・だったのです。あいにく、・・・は記憶障害により、記憶を失っていたのでヒトミのことはわからなかったんですが、好きという気持ちだけは残っていて、また恋をしてしまったようです。

 この2人は、将来は結婚をして子供も2人作ったそうです。事故から始まった、劇的な恋物語り。

※全て妄想です。※全て妄想です。※全て妄想です。※全て妄想です。※全て妄想です。 

妄想

妄想

 

 

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